部員のつぶやきはこちら
ついに琥太達の全国大会が始まる。その日も私は半ドンで学校へ行く。
そこで見せられた映像は、その日1日延々と尾を引く映像になってしまった。
そして私はその嫌な映像を脳裏に焼き付けたままで、琥太の相撲を見ていた。
私はついに琥太の強さの真実を知る。知りたくなんかなかった思い。
父と母の関係のその真意。曽祖父から受け継いだもの。
その極地へ。
琥太達は走って行く。泥濘にはまって動けない私を置いたまま––