わたしたちがモノをつくろうとするときや「文学」について何かを述べようとするとき、その言葉には、私たちがこれまでに読んできた作家の影があるはずです。自分の大事なところに触れる何かを読んだからこそ、私たちは何かを言おうとするのではないでしょうか。
部員同士のコミュニケーションの活性化のために、そしてまだ見ぬ誰かとの新しいつながりのために、この特集「わたしの愛する作家たち」を組みました。これを読まれたみなさんの、愛する作家を教えてください。
『Li-tweet』(2014 春号)
( )内の数字は400字詰め原稿用紙に換算した枚数です。
・特集「わたしの愛する作家たち」
評論「古井由吉と「家ならざるもの」」(78枚):日居月諸
エッセイ「感じれば、自然に言葉は」(9枚):新嶋樹
エッセイ「集積回廊1」(31枚):Pさん
エッセイ「知的遊技場」(6枚):彩
エッセイ「江國香織と文体について」(12枚):蜜江田初朗
エッセイ「流言飛語」(6枚):うさぎ
・自由投稿
詩「夏の、流れる」:深街ゆか
詩「透明」:新嶋樹
小説「あたしの世界」(61枚):常磐誠
評論「実存主義の新たな形式」(51枚):蜜江田初朗
詩「詩3篇」:る
小説「ソメイヨシノ」(27枚):小野寺那仁
小説「SNOW DANCE」(7枚):彩
小説「暗い部屋」(12枚):安部孝作
・連載
小説「書かれなかった寓話」第二回(36枚):日居月諸
小説「合同教会の人びと」第二回(32枚):小野寺那仁
小説「藍よりも青く」第一回(15枚):緑川
・冬号合評会
・イベント