小説や詩はそれ自体を明確に定義されないまま、つねに有象無象の書き手たちによって「新しさ」を更新してきました。これまでにないものをこれまでの系譜からつむぐ行為は小説や詩にとって不可欠な行為だと信じます。
そこで本号の特集名を「新しい文学へむかって」というタイトルにさせてもらいました。新しさの定義については書き手とそれを読んだ読み手にお任せします。これまでになかったもの・これまでに書いたことがないものを描く機会をもってもらうために本号を全力でつくりたいと思います! そして「新しさ」とは何か。創作の新しさなどは新しい作品を発表することでしか生まれない、そんなご意見もあるかと思います。しかし本号はみんなでそれについて考える機会を持ちたいと思っています!
小説「言葉遊び」:Rain坊(6枚)
小説「意思のゆくえ」:小野寺 那仁(17枚)
小説「黒い秋の訪れに」:安部 孝作(34枚)
小説「ファイナルファンタジー」:うさぎ(52枚)
小説「天使のはしご」:Rain坊(63枚)
小説「終日杳かに相同じ」:日居月諸(56枚)
堀辰雄「菜穂子」読書会:イコ
イ子の部屋:イ子
編集後記:6