部員のつぶやきはこちら
引き裂かれる小説家:日居×小野寺
小野寺と日居が語らう、馬琴から逍遥、紅葉、四迷、鴎外へと続いてゆく技術の流れ。読者の読む、という行為の深さ鋭さ。書き手が臨む現実へのチャレンジ。小説が書きたい。これだから小説は、やめられない。
黒田夏子『abさんご』を読む
75歳の女性作家の芥川賞受賞作「abさんご」。多用されるひらがな、排された固有名詞、難解な文体。一見、奇抜な小説のなかに、部員たちは小説の持つ、変わらない何かを見出していく。ツイッター文芸部の「abさんご」を巡る冒険が、いまはじまる。