部員のつぶやきはこちら
ある朝、日時計が鳴いた
鳥たちに与えるものを
探す足にまとわりつく
睡魔に餌を与え続けた
その夜、漁場で
少しだけ千切れた
手の平に群がる
鳥たちの金切り声を
捕まえて切り裂いた
ここには鳥たちしかいないから
羽ばたきながら歌う鳥たちに
青酸カリを含んだ
鳥たちを与える
故郷の夢がさめないように
えいえん羽ばたけますように
私はもう
どこにもいけない
と悟った鳥たちから
素直に
死んでいきます