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よ……吉増剛造
『裸のメモ』
詩とは、言語を発する時の脳と口の動きをトレースするものだったのか。詩は、改行や読点をものものしく使わずとも詩たりえたのか。行を大きく覆う括弧、文字を読む前にバラバラと頭上を舞う間違った言葉、印字の瞬間の紙のへこみをそのまま使うものだったのか。発見でした。(P)