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羽:芦尾カヅヤ

 

羽を持って生まれた人間、通称「天使」は、昭和に入ると急激に数を増やし―。少女ナツの父親は「天使」だった。そして今、地域の風習で切り取った羽の後遺症に苦しむ。一方、羽を切らない地域もある。羽は現代の奇病なのか、それとも……。

 

やるせない:Rain坊

 

Rain坊の『やるせない』。ミステリー小説家の彼を憎む私の告白文。内容の核心に近づくにつれて、混同してくる「彼」と「私」。その中で語られる「私」の決心とは。

 

夏の終わりに:緑川

 

作者の昆虫に対するマニアックともいえる知識をふんだんに盛り込み、寓話としてのある生き物の生と死が美しい夏の陽光の幻惑もと人間存在の秘密を孕みつつ羽ばたくような一作。

 

モノクローム:しろくま

 

部員しろくまが書いた小説『モノクローム』。カメラ屋のウィンドウで出会ったライカに主人公の思いは強く動かされる。主人公の気持ちが凝縮されていて、色鮮やかな風景が見える物語。

 

青い非常階段:安部孝作

 

安部孝作による詩、『青い非常階段』。幻想的にすら見える風景。美しく、愛おしくもそれだけに留まらない命の描写。ここにある世界は青くて、暗くて、白く、鈍く、輝いている。