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編集後記

 はい、編集後記です。ここは編集後記です。編集後記の冒頭から少しすすんだ場所にあります。知ってましたか? そのうち、もうちょっと進んだ場所に入り、そのあとは、かなり進んだ場所に入ってから、最後の「。」が打たれることでしょう、これは予測でしかありませんが。
 それから、これも確かなことは言えないのですが、このあとにはわたしの、わたしというのは、一部でPさんと呼ばれている一群の男の集合のことですが、わたしが、ウェブ文芸誌であるところの「Li-tweet」にかかわってきた上での(実はここも編集後記です)楽しかったこととか、逆に胃が捻れる思いをしたこととか、三半規管が四半規管か六と四分の一規管になりそうに思ったこととか、その二つと逆で何とも思わなかった通過者としての存在でしかなかったこととかが、唐突めいて書かれていくかもしれません。
(三半規管は車では使うことの出来ないステアリングの形をしています)
 みなさんは、ご自身の絨毛をしげしげと眺めたことはありますか? 今号では再び、前に編集員として関わらせて頂いた時に行った「アンケート」をやらせていただきました。それを短く呼ばなければならない人達の間では「アンケ」なんていう風に呼ばれていたり、します。したがって(しかし)、「アンケを取る」を早口でいってしまうと、「アンケート」と似たような発音に、なってしまいますね?
(アンケート企画や、その他の企画など、そんなに目新しくはないものの、少しだけ新しいことをしてみて、部員相互の交流に少しは役立っただろうか、という旨のことをゴニョゴニョとつぶやいている声が、耳の内側の側頭葉のあたりから聞こえてくる、が、語順もメチャクチャだし、明確な単語になっていない)
 わたしは今10メートルくらいの高さのヤシの木の上で、同じくヤシの葉を細かくさいて自分で編んだハンモックに揺られていて、蓄音機でチェンバロの曲を流しながら部員の作品を読んでいます。
 蓄音機は、ディジタルの冷たい音とは違い、音をそのまま形にし、それを復た音に直すので、非常に温かみのある良い音が鳴ります。まだそれほどちゃんとは読めていないのですが、たとえば校正で関わった作品など、かなり引き込まれるものがありました。こういった作品を読むことが出来たということだけでも、良かったと思います。
 遠くの海に陽が完全に没するまでに、総て読み了えたいと思っています。ここは編集後記です。
 それから、次回予告をします。
 次にPさんが編集長となるLi-tweet(が避けがたくありそうな気がするので)、特集は、「遠近法(仮)」です。
 距離とは何かをめぐる作品を募集します。
 次号Li-tweetの編集長は、どなたか別の部員の方がやることになるでしょう。
 そろそろ、編集後記が終わろうとしています。が、まだ終わってはいないです。じきに終わりますが、ここは終わる手前です。もうすぐ終わります。あ、今、終わりました。まる。

Pさん